寄生

24歳にもなって実家に寄生しています。

今、休職中の身であることに甘んじて、実家には一切お金を入れていません。財布を持たずに出かけ、母にねだって物を買ってもらうこともあります。実家子供部屋パラサイトおばさんと申します。寄生虫と申します。

母もまた、私に寄生しています。それは後で多分書くことになります。

 

最近はごく簡単な家事だけをやっています。簡単すぎて、私はそれらの家事のことを「B型作業」と呼んでいます。主なものは、洗濯物を取り込んでたたむこと、それとお皿洗いです。それ以前の、衣服をきれいにすること、料理を作ってお皿に盛りつけることはすべて母がやっています。B型作業を通じて社会貢献と復帰を目指すそうですが、そもそも元の仕事に戻りたいのかどうか、私にはわかりません。私にわからなかったら誰がわかるというのでしょうか。結局はわがまま病なのだと思います(これは適応障害が甘えであるとか、精神病一般が気の持ちようだとかいうことを表意していません。一切の意図はありません。私自身が私の現状についてそう認識しているというだけの言語行為であり、他者においては効力を持ちません)。

 

籠の中の鳥は、いついつ出やる? ただ、毎日解放されたいし、させてあげたいと思うのみです。